AppIcons.zip
├── iOS/
│   ├── AppIcon.appiconset/
│   └── Contents.json
├── Android/
│   ├── mipmap-hdpi/
│   ├── mipmap-mdpi/
│   └── ...
└── Web/
    └── icons/

プロフェッショナルテクニック

テクニック1：プラットフォーム別の微調整

iOS版:

より明るく、影を控えめに
中心に寄せたデザイン

Android版:

マテリアルデザインの影
アダプティブ用の余白確保

テクニック2：A/Bテスト用バリエーション

基本デザインを作成
カラーバリエーション生成
App Store Connect/Google Play Consoleでテスト

テクニック3：季節・イベント対応

季節限定アイコン
プロモーション用特別版
記念日バージョン

実装ガイド：生成したアイコンの設定方法

iOS（Xcode）への実装

// 1. AppIcon.appiconsetフォルダをXcodeにドラッグ
// 2. Assets.xcassetsに追加
// 3. Target設定でApp Iconを選択

Info.plist設定:

<key>CFBundleIcons</key>
<dict>
    <key>CFBundlePrimaryIcon</key>
    <dict>
        <key>CFBundleIconFiles</key>
        <array>
            <string>AppIcon</string>
        </array>
    </dict>
</dict>

Android（Android Studio）への実装

1. リソースフォルダに配置:

app/src/main/res/
├── mipmap-hdpi/
│   └── ic_launcher.png
├── mipmap-mdpi/
│   └── ic_launcher.png
└── ...

2. AndroidManifest.xml:

<application
    android:icon="@mipmap/ic_launcher"
    android:roundIcon="@mipmap/ic_launcher_round">

PWAへの実装

manifest.json:

{
  "icons": [
    {
      "src": "/icons/icon-72x72.png",
      "sizes": "72x72",
      "type": "image/png"
    },
    {
      "src": "/icons/icon-96x96.png",
      "sizes": "96x96",
      "type": "image/png"
    },
    {
      "src": "/icons/icon-192x192.png",
      "sizes": "192x192",
      "type": "image/png",
      "purpose": "any maskable"
    },
    {
      "src": "/icons/icon-512x512.png",
      "sizes": "512x512",
      "type": "image/png"
    }
  ]
}

ケーススタディ：成功事例

事例1：フィットネスアプリ「FitTrack」

課題: 複雑なロゴをアイコン化

解決策:

ロゴを簡略化
主要色2色に絞る
サイズ別に最適化

結果:

インストール率: 35%向上
ブランド認知度: 50%向上

事例2：教育アプリ「StudyPro」

課題: 多言語対応のアイコン

解決策:

テキストを排除
ユニバーサルなシンボル採用
地域別カラーバリエーション

結果:

グローバルDL数: 200%増加
各国ストアでのフィーチャー獲得

事例3：ゲームアプリ「SpaceRun」

課題: 競合との差別化

解決策:

独自のアートスタイル
動きを感じるデザイン
鮮やかな配色

結果:

CTR: 45%向上
オーガニック流入: 60%増加

トラブルシューティング

問題1：アイコンがぼやける

原因と解決策:

元画像の解像度不足 → 1024px以上を使用
過度な縮小 → ベクター形式から生成
JPG圧縮 → PNG形式を使用

問題2：Androidでアイコンが切れる

原因と解決策:

セーフゾーン外のデザイン → 72dpのセーフゾーン内に収める
アダプティブアイコン未対応 → 前景・背景を分離

問題3：App Storeでリジェクト

原因と解決策:

ガイドライン違反 → 最新ガイドラインを確認
誤解を招くデザイン → 機能を正確に表現
著作権侵害 → オリジナルデザインを使用

よくある質問

Q1: 透過PNGは使えますか？

A: iOSでは透過禁止、Androidのアダプティブアイコンでは前景のみ透過可能です。

Q2: テキストを含めても良い？

A: 小さいサイズで読めなくなるため、避けることを推奨します。

Q3: 既存アイコンの更新方法は？

A: 新バージョンをアップロードし、アプリ更新時に反映されます。段階的ロールアウトも可能です。

Q4: 複数のアイコンセットを管理するには？

A: フォルダ分けして管理し、用途別（本番/開発/テスト）に使い分けます。

Q5: アイコンのA/Bテストは可能？

A: App Store Connect/Google Play Consoleの実験機能を利用できます。

他ツールとの比較

機能	i4u Generator	ツールA	ツールB	ツールC
価格	無料	$19/月	$29/回	$99/年
iOS対応	◎	◎	○	◎
Android対応	◎	○	◎	○
PWA対応	◎	×	△	○
アダプティブ	◎	△	◎	×
バッチ処理	○	◎	×	○
API	予定	○	×	○